いつも通りの日常
朝起きて学校へ行って…の繰り返し
この現状が続けばいいと思う反面がらりと変わってしまえばいいとも思う自分がいる
そんな非現実的なことを考えながら友達を待つ、普段通りの日常
「ゆいーっ!ごめんね!何かアラームならなかったのっ!なってなかったんだよ!?ほんとだよ!?」
必死で言い訳している一番の友達、みゆを見て微笑みつつ軽く流したわいもない話をしながら学校へ向かう、そんな当たり前の日々を今日も過ごしていた



そんな時突如--ーーーーー
全身にとてつもなく大きい衝撃が走った
景色が真っ白に染まった

視界が虚無に遮られ与えられる情報はとぎれとぎれに聞こえるみゆの泣き声のみ
今私はどうなってるの?
音もだんだん聞こえなくなり虚無と無音の世界に引き込まれていく…