満月が輝き、誰もが寝静まった頃。
私は、寮の屋根にいた。
「おばあちゃん。この服。この時に着る服だったんだね。ありがとう。」
白いワンピース。胸には翡翠のネックレス。羽根の家紋が入っている。
「アルファ。出てきて。」
『どうされました。主。』
「私を______に連れて行って。」
『!!!正気ですか!?主!あそこは、行ったものを闇に染めると言われています。私ですら入れない。そんな所に主を連れていけません。』
「何を言われても行くからね。テレポートできないのなら、飛んででも。」
『……主。覚悟は出来ているのですね。それならば。』
「ありがとうアルファ。」
『行きますよ主。テレポート。』
シュン。
「アルファ。ありがとね。」
『主。私はここで待っています。帰ってきて下さい。』
「ええ。安心して。私は、闇に染まらない。決してね。」
『はい。お待ちしています。』
私は、そこに足を踏み入れた。
私は、寮の屋根にいた。
「おばあちゃん。この服。この時に着る服だったんだね。ありがとう。」
白いワンピース。胸には翡翠のネックレス。羽根の家紋が入っている。
「アルファ。出てきて。」
『どうされました。主。』
「私を______に連れて行って。」
『!!!正気ですか!?主!あそこは、行ったものを闇に染めると言われています。私ですら入れない。そんな所に主を連れていけません。』
「何を言われても行くからね。テレポートできないのなら、飛んででも。」
『……主。覚悟は出来ているのですね。それならば。』
「ありがとうアルファ。」
『行きますよ主。テレポート。』
シュン。
「アルファ。ありがとね。」
『主。私はここで待っています。帰ってきて下さい。』
「ええ。安心して。私は、闇に染まらない。決してね。」
『はい。お待ちしています。』
私は、そこに足を踏み入れた。