「家族の名前は?」

「母さんがユウナ。父さんがヒュウマ。おばーちゃんがスズネ。」

「それ。本当なの?その首にかかったやつは何?」

「これは母さんの形見っておばーちゃんが言ってた。鍵の形をしてた。って宝石になってる!?」

「その宝石。まさか。」

すると、リンネが膝まずき、

「先程までの御無礼お許しください。ルリ様。」

「えっ?えっ?私?えっと気にしてないからいいんだけど、状況が早すぎてわからないから説明してくれる?」

「はい。承知しました。」

「喋り方もさっきと同じでいいからね。」