カバッ!

「おろろ?サズクにリンネにアズルにルリじゃん!どうした?そんなポカーンとした顔して。んっ?俺?何かした?てかここどこ?」


…………………………おいっ。私等の時間を返しやがれ。

「ジル!良かったぁ。悪魔じゃ無かったんだねー。」

「んー?覚えてないけどよ。俺。なんか、黒いモヤモヤした所に居た。」

「悪魔だったんだよそれ。」

「悪魔ぁ!?俺悪魔だったのか?そうだったのか。」

「うん。本当に、つか、れ、た。」

「お、俺も。ちょっと寝、る。」

バタン。バタン。

「おいっ。リンネ。回復は?」

「追いつかない。やっぱり消費が激しすぎて、今もマイナスの状態。」

「親父さんは?とにかく!テレポートすんぞ。」