俺は、たまたま通りかかった音楽室をドアのガラスから覗く
自分でもなぜ覗いたのかはわからない
すると、泣いているのか、涙を拭う人
妙に大人っぽくて、見惚れる
俺はどのくらい見惚れていたかはわからない
でも、その子は照れくさそうに目を逸らす
「…姫川…桜。」
多分、この子は姫川桜
2年のマドンナというか、学校のマドンナというか。
とにかく、知らない人なんていないんじゃないかってくらいモテる子
俺はそんなに興味なかったけど
でも、無意識にドアを開けていた。
それから、その子と沢山話す
この、桜って子は、モテればモテるほど嫌な噂がたっている
男好きだとか、尻軽女とか…その他いろいろ。。。
でも、話せば話す度、そんな噂はありえないって明かされてく
天然で、男慣れしてなくて、表情豊かで、一途で。
いちいち反応が面白い。
笑顔も…可愛くて。
「…って!何考えてんだ俺……」
一人で考えて、、ばかだ。気持ち悪い。
あれから一日が経過した今でも、頭の中は何故か桜のこと。
「どーしたんでちゅか。琉ちゃん」
そんな赤ちゃん言葉を使ってくる蓮也レンヤにさえ、苛立ちを覚える
「……」
「…あらま。不機嫌ですか」
「…ちげーよ。」
なぜだか、ほんとに不機嫌な人みたいにそっけない返事をしてしまう
「琉ぅ〜。どこいってたのぉ〜?」
この、甘ったるい声。 嫌でも耳に残る。
「おい彩香。琉嫌がってる。」
「えぇ〜。そぉ〜なのぉ〜?」
「……」
こんな女は1人じゃない。俺の周りには何人もいる。
蓮也は見ての通り、彩香が嫌い。
彩香は、先生に呼ばれ離れていった
その途端
「…まさか。…恋わずらいってやつっすか?」
「…は?…誰にだよ」
「…それは、、知らないけど」
と、おどおどしながら話してくる蓮也
恋わずらい?誰に?
てか、桜だとしても、そんなの悩んでねえし。
「桜ちゃん可愛いよな〜」
「うちの学年の女子も見習って欲しいわ」
そんな会話が耳に入る
俺は、そいつらをじーっと見てた。
なんか、モヤモヤする。
俺じゃない奴が、桜って口にする。可愛いっていう。
毎日のように聞くこの言葉が
今では、なんか……嫌だ
自分でもなぜ覗いたのかはわからない
すると、泣いているのか、涙を拭う人
妙に大人っぽくて、見惚れる
俺はどのくらい見惚れていたかはわからない
でも、その子は照れくさそうに目を逸らす
「…姫川…桜。」
多分、この子は姫川桜
2年のマドンナというか、学校のマドンナというか。
とにかく、知らない人なんていないんじゃないかってくらいモテる子
俺はそんなに興味なかったけど
でも、無意識にドアを開けていた。
それから、その子と沢山話す
この、桜って子は、モテればモテるほど嫌な噂がたっている
男好きだとか、尻軽女とか…その他いろいろ。。。
でも、話せば話す度、そんな噂はありえないって明かされてく
天然で、男慣れしてなくて、表情豊かで、一途で。
いちいち反応が面白い。
笑顔も…可愛くて。
「…って!何考えてんだ俺……」
一人で考えて、、ばかだ。気持ち悪い。
あれから一日が経過した今でも、頭の中は何故か桜のこと。
「どーしたんでちゅか。琉ちゃん」
そんな赤ちゃん言葉を使ってくる蓮也レンヤにさえ、苛立ちを覚える
「……」
「…あらま。不機嫌ですか」
「…ちげーよ。」
なぜだか、ほんとに不機嫌な人みたいにそっけない返事をしてしまう
「琉ぅ〜。どこいってたのぉ〜?」
この、甘ったるい声。 嫌でも耳に残る。
「おい彩香。琉嫌がってる。」
「えぇ〜。そぉ〜なのぉ〜?」
「……」
こんな女は1人じゃない。俺の周りには何人もいる。
蓮也は見ての通り、彩香が嫌い。
彩香は、先生に呼ばれ離れていった
その途端
「…まさか。…恋わずらいってやつっすか?」
「…は?…誰にだよ」
「…それは、、知らないけど」
と、おどおどしながら話してくる蓮也
恋わずらい?誰に?
てか、桜だとしても、そんなの悩んでねえし。
「桜ちゃん可愛いよな〜」
「うちの学年の女子も見習って欲しいわ」
そんな会話が耳に入る
俺は、そいつらをじーっと見てた。
なんか、モヤモヤする。
俺じゃない奴が、桜って口にする。可愛いっていう。
毎日のように聞くこの言葉が
今では、なんか……嫌だ