ガラッ。 急に開かれるカーテンの音。 『….…寝てるの?』 「…….……….…。」 そっと先輩の片手が私の頭の右上に置かれる。 そして、ゆっくり捲られてしまう 私に覆いかぶさっていた布団。 ちょ、ちょっと待って…….…!! なんて、言えるはずもなく もう、どうすることもできない私は ギュッと目を瞑った。