もともとある家具や電化製品は使えそうなのでいいとして、問題は着替えや食料
だけど、リンドウが揃えてあげると言ってショッピングモールまで車で出かけていっぱい買い物した。
水道代や電気代などもリンドウが払ってくれるらしい。
「どうしてここまでするの?」
昨日知り合ったただの患者なのにここまでしてくれるのはおかしすぎる。
「俺、子供の時ユキちゃんと同じような境遇でね。
ユキちゃんのような子は放っておけないんだ。」
「だけど申し訳ないよ」
「俺がしたいと思ったからいいの!」
そう言って部屋の鍵を置いて出ていった。
リンドウが用意してくれた部屋
残された命を大切にしよう。
そう決心して暖かい布団に囲まれながら寝た。