そして、時は流れ悟は高校生になっていた。
彼は小説が大好きなちょっとヤンキーチックな優等生に育っていた。
「悟!また小説か!次はなによんでんの?」
「これ?西遊記!」
「西遊記?なんそれ?おもろいん?」 
「おもろいよ、西遊記っていうのは本間に実在した、玄奘三蔵っていう坊主が、三匹の妖怪をつれて、天竺今で言うインドにある有り難いお経を取りに行くために旅する話や、まぁありえんはなしやけどな。」
「お前小説すきやのぉー!お前だけは不思議でしゃあないわ。」
「そか?小説はたのしいよ。」