それから時は流れ、妖怪帝国は平和が訪れたと思われた。
が、しかし再び闇が訪れたのであった。
妖怪四天王は玄武がいなくなってから、残る三人の内朱雀と白虎の意見が食い違ったせいで、バラバラになり。
妖怪帝国の中に二つの派閥ができてしまった。
と言うのも、朱雀と青龍は玄武が居なくなったことをいいことに悪魔族にねがえったのだった。
だが白虎は違った、白虎は玄武の意志を継ぎ、妖怪帝国に平和を祈り続け闘い続けた。
そのため、大蛇は海愛と頓豪と共に白虎ついたのであった。
しかし、兵力は朱雀派におとっていた。
「白虎様、こちらの兵も残りわずか。このままでは妖怪帝国が朱雀様と青龍様の思い通りになってしまいます。何か手立てをされたほうが。」
「玄武様が亡くなり、四天王が二手にわかれてしまい、この国も闇につつまれつつある。わかった、大蛇、海愛、頓豪!」
「はい!」
「あの御方を引き戻してまいれ!」
「あの、御方、、ですか、」 
「今の妖怪帝国を救うにはあの御方の力を借りるしかあるまい。」
「しかし、あのおかたはまだ16歳、戦にでるには早すぎます。」
「お前は彼を甘く見過ぎだ、彼はもうすでに十分の妖力をひめておる」
「しかし、」 
「大蛇!今はそんなことをいっておるときではなかろう!あのおかたの力が必要なのだ!さっさとゆけ!」
「かしこまりました。 海愛殿、頓豪殿!参りますぞ!」
「かしこまりました。」