僕の名前は華山 悟(ハナヤマ サトル)。大阪市立東山高校の一年生です。
母親は僕を産んだと同時になくなり、4歳の頃親父が急にいなくなり、僕は父がたのおばあちゃんに育てられました。
学校に上がるときに身長が小さいのが原因で周りからはチビって馬鹿にされました。親戚もみんな、僕の事を「おい、この根性なし」っていわれていました
しかし、おばあちゃんは違いました。
おばあちゃんは昔から僕に「お前は特別な子供なんだよ。産まれたことを誇りに思いなさい。」
っと言ってくれました。僕はそんな、おばあちゃんの愛情でスクスクと育ち、気がつけば高校生なっていました。ただ、この年になるまでに、誕生日の日には必ず誰かが尋ねてきました。しかも、決まった時間にです。おばあちゃんに何度か尋ねたことはあります。でも、おばあちゃんはいつも「お前は気にすることないよ。おばあちゃんの昔からの知り合いのひとやから、お前の誕生日を祝にきてくれたんやね。」