いつもは控えめでおとなしい莉明様も力が目覚めました。
それも、大分早くに。
それは、小4の時。
いつもだいぶ高い高層マンションの友達の家に遊びに行く時に、隣りにいた男の子。
名前は知らないけれど、莉明様は恋に落ちてしまいました。
最上階に友達の家があり、その上は屋上。
その男の子は、最上階でも降りなかった。
友達の家の用事を早く切り上げて、屋上に駆け上がった。
柵にはさっきの子がもたれかかっていて。
莉明様は、駆け寄りました。
「うわ!びくったー。落ちるじゃねーか。」
莉明「え?自殺しようとしてたんじゃないの?」
「自殺?そんなんじゃねーよ。高所恐怖症治そうと思ってさ。」
莉明「私、協力する!」
「おう!おりがと。俺は、杉浦駿(すぎうらしゅん)駿って呼んで。」
莉明「わ、私は、矢澤莉明。莉明って呼んで。」
駿「わかった。よろしくな!莉明」
莉明「よろしくね。駿君。」
それも、大分早くに。
それは、小4の時。
いつもだいぶ高い高層マンションの友達の家に遊びに行く時に、隣りにいた男の子。
名前は知らないけれど、莉明様は恋に落ちてしまいました。
最上階に友達の家があり、その上は屋上。
その男の子は、最上階でも降りなかった。
友達の家の用事を早く切り上げて、屋上に駆け上がった。
柵にはさっきの子がもたれかかっていて。
莉明様は、駆け寄りました。
「うわ!びくったー。落ちるじゃねーか。」
莉明「え?自殺しようとしてたんじゃないの?」
「自殺?そんなんじゃねーよ。高所恐怖症治そうと思ってさ。」
莉明「私、協力する!」
「おう!おりがと。俺は、杉浦駿(すぎうらしゅん)駿って呼んで。」
莉明「わ、私は、矢澤莉明。莉明って呼んで。」
駿「わかった。よろしくな!莉明」
莉明「よろしくね。駿君。」