1ヶ月が過ぎたころ、学校創立記念日があった。なんか、一日中、絵を描くだけの軽い授業。一年生は学校、二年生は運動公園、三年生は、弁天池といった私たちの身の回りにある風景を描く会みたいなものらしい。私は、描く場所を決めるために外に出た。私は、みんながいっぱいいるところで、しゃべってた。話の内容は私の顔が何に似ているかということで、初めは、上戸彩さん似ということを話していた。だんだんに、なぜかトイプードルに似ているということについて話した。そして、描く場所を決めるために他のところを見にいた。すると近くに、見たことのない女の子が一人、ベンチに座っていた。