???サイド
朝、目覚めたら裏口が少し空いてることに気がついた。
...ったく。不用心だな。
キチンと施錠して、学校に行くか
...ん?
人の気配
裏口の、そばにある物置から、人の気配
...ガチャ
「!?..お、おい!生きてるか?」
ずぶ濡れの小さな女の子がいた。
「...おねぇちゃん?」
「俺は、男だ、どちらかと言ったらにーちゃんだな!」
いや。そんなことどーでもいい。
「お前、ねーちゃんに連れて来られたのか?名前は?」
「黒鋼高校2年生、真中ルナに会いたい..です。」
俺にそう伝えると、女の子は、気を失ってしまった。
「...真中ルナ」
俺は、そいつを知っている
いや。ここにいるやつらは、大体知っているか。
とりあえず、物置から少女を抱え暖かい布団のある部屋に移す
...あいつらに言わねーと