「...はぁ。ほんとうるさい。

そんな真っ直ぐ見られても困る。。。」




...あれ?


素直に言うって決めたのに、口から出た言葉は、なんて可愛くない言葉




ペシッとひなに手を叩かれた。






「違うでしょ?

...ちゃんと言うって思ったんでしょ?」




「...うん」





...あれれ?

どっちが姉かわからないぞ?




「言わないとわからないよ?


...いつもすみません。うちの姉意地っ張りなので」






ぺこりと頭を下げる




「「ぷっ。どっちがおねーちゃんなの?」」




クスクス笑われた




しゅんと肩を下げる