「...もう。

大丈夫」



名残惜しいけど、そっと月の腕から離れた




「ひな、お腹すかない?」





さっきまで心配で泣いていたひなこの涙も止まり、小さくひなこのお腹が鳴った




「...///。うん、空いた」






ひなこと手をつないで、食事ができた、総長室へ向かう






「...月。

ありがとう。ちゃんと声届いたよ」






部屋を出る前に、まだベッドに座っていた月に話しかける



「...そう。よかった」





...また優しく笑ってくれた






うれしくなって
あたしも、ドアを出る前に振り返って、ニコッと軽く微笑んだ