ふと、夢の中で目が覚めた



夢だとわかっていても体は動かないし声も出ない




最初は真っ白の空間


次に見えるのは、中世のヨーロッパのような街並み



そこには、その時代の洋服を着たあたしと、腕を組んで並んで歩いている

男前な男性


とても、仲良く笑っている



みている方が微笑ましくなるほど



でも、どんどん時が流れて、革命戦争が起き男性は、戦場に行く



必ず帰ってくるから、そう言い残し

帰ってきたのは、片腕だけ






...このころは、感情豊かで泣いていた



愛した人がいなくなる

別れるわけじゃない、無理やり別れさせられ会えなくなる悲しみを知った