「「あとは、ゆえちゃんだけだよー?」」




大きなソファーで眠そうに腕を組んで話を聞いてた月




ふと、目があって少し微笑まれる




...亮太が太陽なら月は名前の通り月ね




「...大神月(オオガミ ユエ)。
部屋も自由に使えばいい、明日。下の奴らに紹介する」



「もう。ここに住むことと、ひなこを姫にするのは決定なの?」




「...うん。大丈夫。俺たち負けない」



あたしの目をみてハッキリ言う月は、強い目をしていた

でも、大丈夫って。
答えになってない



「そーそ!俺たち守るもんがあると、強くなれるの、
だからルナちゃんとひなこちゃんは、巻き込まれて仕方なくでいーからここにいて?」



巻き込まれたよ!
でも、違うでしょ
巻き込んだのは、あたし


でも、そんなことを翔馬は、言いたいんじゃない



いる理由を求めてるあたしに、答えてくれた。


「「ルナ。気に入った!だから僕たちと一緒いて?」」




「だな。ま、チビもお前も顔はいーから、文句言う奴もいねーし。より強えーやつらと会えるかもだしな!」




「「りょーちゃん、物騒ー」」