でも、次の日


俺は、真里菜に会えなかった。



いや。その日からずっと...。




次の日、いつものように真里菜を家まで迎えに行った



いつもと違って、家の前には救急車や警察




何事かと駆け寄った




「おばさん!!」





「翔馬君。」




呆然と立ち尽くしている真里菜のお母さん



「何があったんですか?」




「まりなが...真里菜が」



それしか繰り返さない



そっとおばさんの肩を抱くおじさん





「翔馬君、落ち着いて聞くんだよ。

...真里菜が死んだ。」