今日は、真里菜の誕生日



内緒で始めたバイトも結構な額が貯まっていて、予定よりもプレゼントは奮発することができた。



いろんなことを考えているうちに、待ち合わせの場所に着いていた




...真里菜は、まだ来てな...?


真里菜がいる。




いつも、遅刻してくるのに今日は、やけに早い


でも、何か少しくらい?





急いで駆け寄る



「悪い!

待たせたよな?」





「ん?全然!

来てくれてありがとう!」




どこか安心したような笑顔に少し違和感を、覚えた。



「来るに決まってるだろ!

約束してたじゃんか」




「...そ、そうだよね!」




何かが引っかかる


でも、そんなことを気にする余裕がないほど、俺も緊張をしていた