月に言われたとおりに、放課後あの金髪が、教室に迎えに来た。




騒がれたのは言うまでもない




特に友達と呼べる存在のいないあたしは、気にせず後ろを付いて行く






「お前、バイク乗れるか?」





視線だけ移して聞かれた



「乗れる」





それだけ言えば会話は終わり、駐車場のようなところに着いた。





...あれだけには乗りたくないなー。



めちゃくちゃ派手なバイク

目がチカチカするし




え?あれ。


金髪の足取りは迷うことなく、その派手なバイクへ一直線




まじか。