「え!?俺が?」


双子とじゃれていた金髪が驚く


「そう。」


眠そうに答える月



「「ユエちゃーん。いいの?」」





「...引き取ってもらわないと困るし。ちゃん付けヤメテ。」


あ。
嫌がってるけど、本気で嫌いなんじゃないんだ。

心底いやって顔じゃない呆れ顔だもん


「月が言うならいっかぁー。でも、変なことしたら潰すよ?」




...変なこと?あたしが?



するわけない、むしろ。




「あの子に手ぇ出したら。。。殺すよ」






―――ゾクッ




暴走族にも負けない殺気を放ちその場を後にした。