――コンコン
「「はーい」」
倉庫の中の1つのドアの前
戸を叩けば二つの声が出迎えてくれる
ここは、海と空の部屋
「「ルナっち?どうしたの?」」
「ちょっといいかな?」
どうぞーっとドアを開けてくれる
あたしたちの部屋とは違ってカラフルな部屋
子ども部屋みたい
「...子ども部屋みたいって思ったでしょ?」
海に言い当てられてしまった
「しょーがいよ。海は鋭いもん」
部屋にある木馬みたいなのに跨って遊んでいる空
ソファーに横になっている海
あたしは真ん中にあるベッドの上
「「で?話があるんじゃないの?」」