まぁ。そんなことより、いつもは絶対に近づかない屋上に行く




...なんで、暴走族とかって屋上が好きなんだろう?





あたしだったら絶対ヤダ

暑いし、太陽照り付けるし干からびるっての




あれ。
ぶつぶつ言ってる間に、着いたみたい





やっぱり気配がする。





この先にいる






重く閉じられた扉を開けば、まぶしい日差しとともに、驚く顔があたしを見つめていた。