「空と海いい趣味してるね」



翔馬が月とルナのやり取りを見ながら。双子を褒める



「「でっしょー?
僕たちが選んだけど、あんなに破壊力あるとは思わなかったよ」」




少しルナの色気に充てられたのか、恥ずかしそうに2人一緒に頭を掻く



「ふ、ふざけんな。

あんなの見れるわけねー。

この浜にいる女の中で一番の破廉恥女だ」



すでに充てられた亮太は、鼻を冷やしながら寝そべっている





「「ほんっと
りょーちゃんって初心だよね?」」


クスクス笑いながら茶化す




「ったく。うるせーよ。


ま、やっと笑ったからいっか。」




きょとんとする双子



「気づかなかったの?二人ともルナちゃんと出かけてからあんまり笑ってなかったよ?」





翔馬に言われハッとした


あの時出会った動揺がずっと続いていたことに気づいたから