そんなある日


今日は、海が学校に行く日



「気を付けてね」




「...うん。空も気を付けて」





「「大丈夫。僕たちは一人じゃない」」





いつも二人で言い聞かせながら、一日を過ごしていた




でも、あの日は空を一人にしちゃいけなかったと今でも、後悔している






その日は、母親の仕事が休みだったのか前日から部屋で寝ていた



空は、静かに自分のご飯を作り選択をしたりしていた




昼過ぎ、母親が起きてきた




「...お、おはよう」




「...。」



無視されるのにはなれた






無言でしなければいけないことをする空