3着ぐらいあったけど、あたしが気に入ったのは、黒いレース素材のビキニ

パレオもついてるから、飽きずに着られそう



ひなこは、白い生地に赤いボーダーのスカート付きビキニ



それぞれ、好みの色合いがちゃんとわかっているのか、どれも好みで、しかもサイズもピッタリ



試着しながら迷ったよ



「「2人ともどうだった?」」



「すっごい可愛かった!」



「。。まぁ、よかったよ」




もー。

ひなッチはこんなに素直なのにー


ぶつぶつ言われた



とりあえずレジいこ。


「あ!待って」



ん?
海に止められた




「どしたの?」



「僕たちに払わせて?」



空があたしが持ってた水着をヒョイっと取る



「え!?
なんで?あたしたちが欲しいものだし、あたしそんなにお金が無いわけじゃないよ?」



「はぁ。ルナっちはわかってないなー」




空にため息をつかれた。

「僕たちがプレゼントしたいだけ!

だから、僕たちのわがままに付き合って?」



お願いするように海に言われてしまった





。。。そんなこと言われたら

なにも言えない



「ごめんね?」



「「違うでしょ?」」




ひなこと顔を見合わせて


「「ありがとう!!」」




満面の笑みで返した