――――――――――――

私が目覚めた時、闇に覆いつくされるた夜は消え、太陽の光に照らされた朝を迎えていた。

いつの間にか寝てしまったような状態の私は携帯を手元に引き寄せ、時刻を確認する。

……………8 時 20分 …。

朝のHRは40分からだから、今から行ったってどうせ間に合わない…

冷静に考えた結果、遅刻決定でお風呂に入ることに決めた。

―ガサっ
近くのクローゼットから下着と服を取り出し、一目散にお風呂場へと向かう。

階段を降りれば、窓から差し込む光が目に浸みて、思わず顔をしかめる。
「……っ、まぶしぃ……」

目に手を当てるが、光を見た後は目がチカチカして視界がボヤけてしまう。

光の眩しさが朝であることをよけいに実感させる…

少しのため息をつき、私はお風呂場へと向かっていった………―――。