結局先生には会えてないし

チャイム鳴っちゃうし

教室は遥か遠くだし

走ったせいでお腹すくし

先生のご飯美味しかったし

また食べたいし …じゃなくてιι!

お腹は痛いし 足痛いし ……――



ほんと 最悪だよ……





このままサボっちゃおっかなぁ……

私はそんなことを考えながら、顔を膝に伏せた。

私…変なの…
私こんな性格だったっけっ?

先生の顔ばっかりが頭を過(ヨ)ぎるし…

あぁ…イライラする



私は立ち上がり、キョロキョロと辺りを軽く見回し、誰もいないのを確認した。

……よしっ!

小さく下でガッツポーズ

「屋上でもいこうかなぁ~」

後ろに両手を回し指を絡め、スキップしそうな気分でそして私は屋上への道を進みだしていった……――