―ハアっ!ハァ!

私は目的地に向かって走っていた


バカみたいだって分かってる

なに必死に走ってるんだろ…?

たかが痴れてる







でも……




気になってしかたないの…っ、





私は奥歯を噛み締めた。


まるでさっきの気持ちが嘘のように 心が晴れていくのを 感じる

怠いとカンジていた自身が
なにか 他の気持ちをカンジている


なんで



私 どうしたの…