「ホントにそうだよ…」
―!!!!!
私はギョっと後ろを振り返った
「な…那恵(ナエ)ιι」
振り返った私と真梨の目の前に立っていたのは私の幼なじみ
『蓮見 那恵(ハスミ ナエ)』だった
女の子みたいな名前で間違われることもある那恵。
でも那恵は身長175㎝、程よく低い声、
細身に見えて適度についた筋肉を持つ
そんなれっきとした男の子。
「那恵重い~~っιι」
私に後ろから被さる那恵は両手を私の肩に置き、顔が私の真横にくる。
時に突然な行動をとる那恵
今ではあんまりビックリすることも気にしなくなったけど、私の体で那恵の体を支えるのはツライ……ιι