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「もぉ小春遅すぎっ!!!」
キーン――っ!
真梨の声が耳に響いた
「ゴメンって真梨(マリ)ιι!」
私は手を合わせて許しを請う
「もぉ~!!」
真梨は軽く腕を組み小さく頬を膨らまして私を睨んできた。
彼女は『藤城 真梨(フジシロ マリ)』
中学からのつきあいで、とても気が合う一番の女友達
「聞いてるのっ!?」
「はいーーιι!!」
結局あの後、私は予想通り遅刻してしまい朝のHR終了と同時に学校到着してしまった。
そして真梨はそんな私に怒りを表し、こうやってお説教を受けている
…やっぱり急ぐべきだったかな~ιι
少しの後悔に 一つ溜め息をついた