――――――――― 私はその後自分の家までの道のりをボーっと歩いていた。 さっきの先生といたときとは正反対の気持ち なんだか…だるい 急がなきゃいけないのは分かってる 学校に遅刻する可能性だってあるんだから… ……でも 私は立ち止まり、空を見上げた。 空が 高い …… 私は どうしても 急ぐ気持ちにはなれなかった……―