「センセイ…テストの結果は…」

「それが…」

「えっ…!」



「100点でしたよ!」


「本当ですかっ!!」

「本当だとも。櫻井さん……アナタはや っぱりやればできる子だったんですね

 さすがは僕の彼女。」


「そんな。センセイのおかげで頑張れたんです。 わたしは」


「いや、君の実力ですよ。
 よくガンバったね櫻井…いや 

 “小春”」




「センセイ……!名前を」


「小春、好きだよ。」

「わたしもですっ、センセ…」

「違うでしょ?

“センセイ”ではなく
僕の“名前”を呼んでください」


「そんな‥」

「ね?」