―――

「はぁーー終わった」

息と共に言葉が漏れる。



時刻は深夜(?)3時40分


机に広がるプリント類などを見ながら


“自分よくガンバった”

なんて都合よくも思ってしまう。




一通り終わった参考書たち


こんな時間まで勉強したのっていつぶりだろう?

曖昧な記憶のなか、そんなことをふと考える。




こんな時間まで起きてることはよくあるけど、勉強してこんな時間まで――なんてほとんどない気がする



‥‥‥大人になったな、自分!

あぁ、この勢いで100点ぐらいとれちゃうんじゃないの!?

順位もアップっ!

成績もアップっ!

教師達大喜びーー!




ああ……!