「先生さっき“分かりました”って言ったじゃないですか!?!!」
私はさっき同様に、先生から逃げるように暴れる。
それを先生は涼しそうな表情で
『えぇ、言いましたよ。
アナタが嘘つきだってことが分かりましたから。
』
はいっ!?
「なんのことですかιι?」
私はあくまでしらをきって見せた。
『とぼけたって無駄ですよ。
…案外、嘘つくのヘタなんですね、』
これが大人の余裕ってものなのだろうか……ι
そんな余裕な表情の先生に私は観念して、両手を上に上げた。
私はどっかの犯人か……ι
そしてゆっくりと口を開いた。
「……なんで、分かったんですか?」
私が嘘ついてるって…