『私は……

アナタに恋愛感情はありません。』


冷酷に伝わる先生の言葉

全ての感情を無くしたかのような

冷たい瞳


背筋が凍る



『アナタと私にあるのは…――』

「せん…――っ」

聞きたくないっ!!



『 私とアナタにあるのは

教師と生徒という関係だけです。』


…―――――ッ、


耳を塞いでもなお聞いてしまった

一番聞きたくなかった台詞



聞きたくなかった……

無視し続けたかった……




突き付けられる現実は


あまりにも 酷なもの………


全てが崩れていく


「なら…なんで、私にキスしたんですか……―ッ!!」

好きでもないのに

なんで……

キスしたの……ッ