「………………」
―ブチっ…
私の中で何かが切れたきがした。
「わけわからぁぁあんっ!!!!!!!!!!!!」
那恵の意味不明な行動に、私の怒りは叫びとなって爆発してしまった…
その怒りを溜めたまま、いつの間にか落としてしまった鞄を肩にかけ直し、携帯片手に玄関へと向かう。
もう那恵めぇ~
普通は逆でしょッ!
あっちが迎えにくるのが当たり前じゃん!!
頬を膨らましながら玄関で靴を履く…
――あッ!
「やっばぁッ!!」
私は穿きかけていたいた靴をその場にほうり投げるように飛ばし、自分の部屋へと急ぐ。
そして、部屋に置いてある一つの紙袋を手に取った…―
「あぶない、あぶない」
危うく忘れるとこだった…ι
私は安堵の言葉と供に、ホッと息をついた。