それは遡ること数百年前 『大婆様、どうして大神様は天界をふたつに分けたの?』 “掟”の真の意を知らない無邪気な少女が そんな事を口にした 『・・・リツよ、そなたは何も知らなくて良いのだ。ただ、一人の天者として、その生涯を百光とて捧げなさい』