「…………えっ…と……
じ、じゃあ……
聖司は、愛音の中でアイドルみたいな存在ってことか……?
恋愛感情で好きってことじゃないんだな……?」
「そうだよ!!
柳沢さんは、神なの!!
そんな人に恋するなんて……
絶対に無理!!」
神って……
俺、愛音ちゃんの中でそんなスゴイ人なの……?
「はぁ……なんだそれ………
変な勘違いさせんなよ……」
「馬鹿じゃない!!
勘違いしないでよね……っ////!!」
あー、出ました
最強のツンデレ言葉
さて…と……
こんなピンクなオーラに俺は耐えられないんで、赤ん坊のとこに行きましょうか……
俺は、部屋を出て赤ん坊の元に行くと……
「あっ、起きてる……」
赤ん坊は、パチリと目を大きく開け
目を覚ましていた
「えっ…と……
名前、なんだっけ………
沙由?麻里?朱莉?
いや、違うな……
うーん、と………」
豊、なんて言ってたっけ……?
俺は、考えても思い出せないので……
「まあ、いっか……
赤ちゃん、俺とお風呂入ろっか?」
赤ちゃんと呼んで、お風呂に一緒に入ろうと自分の指を近づけ誘った
すると、赤ん坊は俺の指を掴んでニコリと微笑んだように見えたので
俺は許可を得たと思い赤ん坊を抱きお風呂場に向かった
うーん……
やっぱり、ミルクの匂いがする……
赤ん坊って、いいなぁ……
俺は、そのまま赤ん坊と一緒にお風呂に入った