「なんだよ、その言い方……
まさか、愛音お前……っ!

聖司に気があるんじゃ…っ!?」






「ば、馬鹿なこと言わないでよ…っ////!
そんなこと……ない…から////」











愛音ちゃんは、俺をチラリと見ると……
顔を真っ赤にさせて、俺から目を逸らし言った











えっ……?

まさかの……?











こんな展開になるなんて俺は予想もしていなくて、俺は素で固まってしまった











「愛音!ふざけんな…っ!」



「ちょっ、やめろ!豊!」












豊は、愛音ちゃんの様子に気づき
怒り狂った顔で、俺らに近づき

愛音ちゃんの服の襟を掴んだ



俺は、そんな豊を止め
愛音ちゃんと豊の間に入ろうとしたら……










「仕方ないじゃない……っ!!
柳沢さん、カッコイイし……っ!

ファンになるのも仕方ないでしょう……っ////!!」






「……………は?ファン…?」











豊は、愛音ちゃんは叫ぶようにその言葉を言うと……

豊は、愛音ちゃんから手を離して驚いた顔をしていた











「柳沢さんのファンクラブ入るのに、私がどれだけ時間と体力を使ったか分かる!?

今、私の目の前に柳沢さんがいるんだよ!?
もう、失神寸前なの…っ////!!」







「ファンクラブ………?
お前、そんなのに入ってたのかよ……?」






「悪い!?
柳沢さんは、私にとって憧れで大好きな人なの!!

癒しなの!!」











愛音ちゃんは、怒っているのか
ただ単に興奮しているのか分からなかったが……

豊の身体を叩いて、叫ぶように言っていた