穂乃と別れて家に帰って明日の準備をした。すると、教科書がない事に気がついた。前の学校の教科書は濡れているし、落書きされている。
「どうしよう・・・貸してもらえるかな?」
そう思うと落ち着かなくなり、夜も眠れなかった。