〜下駄箱〜
僕は下駄箱から靴を取り出そうとした。そしてそれを見つけた。何を見つけたかって?それは1枚の可愛らしい封筒に入った手紙だった。差出人は書いていなかった。だが文字からして女の子なのは確かだ。その内容は
今日の放課後体育館の倉庫で待ってます。
とのことだった。
これはいったいどういうことだ?!もしやこれはあのラブレターのようなものなのか…とも考えた。体育館の倉庫とはグランドにある案外大きな倉庫だ。あそこは、遊び場にもなっている。とりあえず僕は慌てて手紙を鞄にしまい、教室へと向かった。

〜教室〜
僕は教室へ入るとすぐに担任の服口先生が来た。服口先生「おーい。席つけ。出席とるぞー!!」僕のクラスは35人のクラスだ。先生は、1人ずつ名前を呼んだ。服口先生「よーし、全員いるなー。とりあえず今からSTをはじめる。今日は、特になし!!」相変わらず服口先生はめんどくさがりやだなー。そうこの担任はめんどくさがりやなのとドSで有名なのだ。僕「ふぁー。ねっむ。1時間目はなんだ?」XX「1時間目は生物よ。」僕「さんきゅ媛閖-ヒメユリ-。生物か。だるいなー。」こいつは、闡蔭 媛閖-ヒラカゲ ヒメユリ-
小さい頃からの幼なじみであり、僕の初恋相手でもある。こいつは運動神経はいいほうだが性格はおっとりしていて、どんくさいとこもある。
でも僕にはどうしても納得いかないことがある。それは、こいつがあいつと付き合っていることだ。あいつって誰かって?それは、あいつ「おーい。媛閖ー。行くぞ?」媛閖「あっ。栗駆くん!うん。わかったー!!蓮穫先いくね。じゃあまた後でー」僕「じゃあね。」あいつ羨ましいな。あいつは古夏野 栗駆-クゲノ リッカ-僕のライバルでもあり腐れ縁だ。