小学生高学年ぐらいだろうか。
男の子と女の子が言い合いになりながら、だけどどことなく楽しそうに歩いている。カップルなのだろうか、まだカップルではないのだろうか。それぐらいにみえる。そう見えてしまうのは昔の自分と重ねてしまっているからなのだろうか。

中学生のころだったかな。
小学生の時好きだった人の事を親友に初めて喋ったのは。あの日も丁度年に一度のお祭りの日で公園のちっちゃなジャングルジムのてっぺんでわたあめ食べながら打ち明けたことを覚えている。