「今の人、誰で、、、」

航平が、尋ねると同時に、

はるかはお店を飛び出して、




「あの!」


と叫ぶ。


昼間でも、駅前の通りは、

人がたくさんいる。


人の目なんて気にしてない。気にできない。



久しぶりに会った、好きな人の友人を、

手放す事はできなくて。