「さあ説明してもらおうか」

私は図書室に連れて行かれた

「実は・・・」

私は将生のことをすべて話した

「なるほどね でも相沢さんは断ったんでしょ?」

「う、うん」

「それが正解だよ」

先生は微笑んだ

「私変わりたかったの 最近なんか学校楽しくて 前までは退学してもいいって思ってたんだけど・・・ 今はなんていうかこの時間を大切にしたくて・・・」

先生といられるこの時を大事にしたかった

いつの間にか考えが変わっていた

「そうか 僕も力になるから ゆっくりでいいんだよ 少しずつ変わっていこうね」

先生は私の頭を撫でた

そして耳元で

「黒髪可愛い」っとつぶやいた

「えっ・・・」

体温が一気に上がった気がした



先生が救ってくれた
そして私も変わっていった
でもまだ私は悪に染まっていた