「一体どうゆうつもりだ!」

私はあの騒動のあと生徒指導室に連れて行かれた

今日は運良く父さんは休みでいなかった

まあすぐに耳に入るだろうけど

「だから断ったんだってあいつらとは何の関係もないよ」

「本当か!」

「本当だよ! 信じないならもういい」

私が部屋を出ていこうとすると

トントン

「失礼します」

「せ、先生・・・」

先生は私を見てニコッと笑った

あんなことがあったのに怒らないの・・・?

「どうしたんですか 水沢先生」

「すみません 盗み聞きしちゃいまいた 相沢さんはなんの関係もないって言ってるじゃないですか 生徒の言うことが信じられないんですか それにあの集団は学校に危害を与えたわけじゃありません そこまで相沢さんを責める必要はないと思います」

先生はそう言うと扉を開けた

「相沢さんには僕から厳しく言っておきますから 行こうか」

先生はまるで連れ出すかのように私の腕を掴んだ