4月も終わりを迎えていた

私は先生に会いたくなくて屋上には行かず真面目に授業を受けていた

これが先生の策略だったかもしれない

このまま終わるのかな

結局あの先生にも見捨てられるのか

私は水沢先生の顔見ながらそんなことを考えていた

たまに目が合って慌ててそらす

先生の綺麗な黒板の字にまた見とれていた

先生の授業はわかりやすい

あっ、私あの人のことばっかり考えてる・・・

バカみたい