「うわっ!」

「おわっ」





サイダーを注いでくれていた後輩の腕に

違う後輩が少しだがぶつかってしまい

注いでいたサイダーは俺のズボンを濡らした。







「ああ!加藤部長!すみません!」

「部長大丈夫ですか⁉︎タオル持って来ます!」






ちょっとした騒ぎにしてしまい俺は後輩が持って来てくれたタオルを持って、







「さんきゅ。水道で洗ってくるわ。」

「え!俺も行きまー」

「大丈夫だから、他の3年と喋っとけ。」






俺にサイダーをかけてしまった後輩が心配そうな顔で言って来たので

俺は笑顔でそう言い、部室を後にした。