「『うん』」




アイコンタクトをして静紅は魔物のボスの前へ




[シズク キョウコソ オマエヲ ケス]





「黙れ 消されるのはお前だ 母の敵取る」





獲物を狩る目つきで魔物に剣を振るう静紅





魔物は弱っているとはいえ破壊的な攻撃を仕掛てくる




『これじゃ静紅が止めをさせない』





その時静紅のあの言葉を思い出した





“隆平くん、この辺の桜並木使えそうだよね”




『そうだ、この公園桜の木で囲まれてるだから相手からはどこから撃ってくるか分からないはず!』