「青い薔薇」




皆槙さんの方を向いた




「槙さん何で知ってるんですか?」




にこにこしながら壁のレバーを引きカフェだった店が武器庫に変わった




「みんな家に帰らなくていいわよ、この店ねずっとカンリシャ幹部の人相手に商売やってるからね」




あまりの変わりように皆驚く




『知らなかった‥‥』




「それもそうよね、で私が何で知っているかって言うことよね」




皆槙さんに注目した




「なるさきさんもこの店の常連だったのよ、隆平くんみたいによく相談にも乗ったわ
この青い薔薇はブルームーンっていうの、そしてその花言葉は不可能を可能にする」




『不可能を可能に‥‥』




「それにひと月に2回目の満月もブルームーンって言う」




「普通起こらないからですか?」




晴香が冴えている





「そうよ、だからその時に静紅ちゃんが使ってる短刀を使えば」





「「「『必ず勝てる』」」」